日々行うべき点検とマストアイテム

普段使用している自動車は、常日頃から点検を行っていないと、様々な不具合を起こしてしまいます。その不具合は、時として致命的なダメージを自動車に与え、廃車になってしまうことすらあります。

この記事では、自動車を正常に保つために日々行うべき点検の方法、そしてマストアイテムについてご紹介したいと思います。

自動車を日常的に点検するために必要なアイテム

点検ハンマー

自動車の縁の下の力持ち的役割を果たしているのが、タイヤです。このタイヤが正常に動作をしていないと、どれだけ自動車の性能が良かったとしても走行はしてくれません。ですので、タイヤの不具合を常にチェックしておくことはとても大切です。

そのタイヤの点検をする上で、とても役に立つ必須アイテムであるのが、点検ハンマーになります。点検ハンマーは、一見すると普通のカナヅチに見えます。しかし、よく見ると、柄が長く、頭も小さいです。それらの部分が特徴です。

点検ハンマーで、ホイールのナットの緩み、空気圧の異常、タイヤの溝の掃除などができます。つまり、タイヤの全般的な点検を行う上でのマストアイテムが、点検ハンマーであると言えるでしょう。

ノギス

ノギスという道具を聞いたことはあるでしょうか。これは、何かの厚さや大きさを測定する上で使用するアイテムになります。自動車でも、一つの部位に限らず、様々な部分で使用することが知られています。

ノギスでの測定が頻繁に行われているのが、自動車のブレーキパッドの測定です。ブレーキは、ある程度「遊び」という自由に動かせる範囲があります。その遊びの部分が、広すぎても狭すぎても、日常のドライビングに支障をきたします。その遊びの部分が適切な範囲かどうか測定できるのが、ノギスのような測定アイテムです。

また、ブレーキだけではなく、その他の部分でもノギスで測定する場面が多く出てきます。そのため、ノギスは自動車の点検を行うのであれば、必ず持っておくべきアイテムです。

エンジンがかからなくなる前に・・・ 日々の点検をしっかり行おう!

バッテリー液のチェックを行おう

エンジンが急にかからなくなる、そんな恐ろしいことが自動車には起こりえます。

このようなことが起こるのは、常日頃の点検を怠ってしまうことが理由の一つです。そのエンジンの不具合が起こる原因として、バッテリー切れが挙げられます。ですので、バッテリー液の定期的なチェックは、欠かせない項目です。

一般的なガソリン車であれば、エンジンはガソリンで動きます。しかし、エンジンを起動させる際には、バッテリーから生み出される電気が使用されています。そのため、バッテリー液が古くなり、電気が生み出せないと、エンジンが全くかからない状態になります。

バッテリー液は、車内灯やライトを点けっぱなしにするだけではなく、数年の寿命が経過することでも使えなくなります。エンジンを安定して起動させるためにも、バッテリー液のチェックは欠かさず行ってください。

エンジンオイルの交換は定期的に

エンジンがかからなくなるもう一つの原因として多いのが、エンジンオイルの漏れです。エンジンオイルの漏れは、日頃の点検やエンジンオイルの交換を怠ってしまった場合に起こるトラブルになります。

エンジンオイルは、エンジンを複合的に守ったり動作を正常にしたりするものです。そしてエンジンオイルには、エンジンの錆つきや腐食を防ぐ効果があるため、漏れ出すとエンジンが錆や腐食により破損します。そうなると、エンジンの交換や、最悪の場合は廃車にする必要が出てきます。

エンジンを交換する場合、30万円から100万円もの高額な修理費用を請求されることがあります。このような高い代償を支払わないようにするためにも、日頃の点検を怠らず、エンジンオイルを定期的に交換しておく必要があるのです。

もし、エンジンがやられてしまって、廃車にしなくてはいけない場合は、買取ってもらうことをオススメします。私自身、以前一度廃車する際に、廃車 買取をしてもらって、とてもトクをしました。無料見積もりだけでも、してみる価値はありますよ。

まとめ

自動車は見た目以上に、繊細な乗り物です。ですので、定期的な点検や必要な部分の交換は必須になってきます。

マストアイテムを使用して自分で定期点検をするのはもちろん、専門家にも点検を依頼しましょう。そして自動車の中枢部位であるエンジンや、その周辺のメンテナンスも怠らないようにしてくださいね。