地球温暖化の影響で猛暑日と呼ばれる気温35度以上の日が増えてきています。そのような環境で車に乗ると、車の中はもっと温度が上がっていて不快な気分になるだけでなく、熱中症の危険性も高くなってしまいます。
夏の暑い日のドライブで、車内でより快適、安全に過ごすためには、適切な対策を取ることです。夏の暑い時の車の利用方法や、便利グッズについて紹介していきます。
Contents
夏の車内は灼熱地獄!熱中症の危険性も
夏に外気温が40度以上になる日が増えてきました。
そして車の中の温度はそれ以上にも達します。そのような中で車を運転すると熱中症リスクが高まります。特に抵抗力の弱いお子さんや高齢者は注意が必要です。
車内の温度状況
猛暑日の日に車を炎天下に停車させておくとどれくらい車内温度が上がるのかをご存知でしょうか?せいぜい外気温と同じか少し高いくらいではないかと思われている方も多いのではありませんか?
外気温が高くなる、太陽光が強くなるにつれて車内の温度はぐんぐん上昇して、60度から70度くらいにまで暑くなってしまうのです。
車のフロント部分にあるダッシュボードやハンドルは70度以上に温度が上がることもあり、触っただけで火傷する危険性も高くなってしまうのです。
暑いまま車内にいる危険性は?
外気温よりもかなり温度が上昇した状態の車の中にいるとどのような危険性が出てくるのかをしっかりと理解しておきましょう。
脱水症状が起こりやすくなります。車内の温度が高いと汗を大量にかき、体の水分が大量に失われていきます。それなのに水分補給を行わないとどんどん体の水分量が減少して脱水症状を起こすのです。
熱中症の危険性も高くなります。熱中症は熱が体内でこもることで体温調節機能が働かなくなり、さまざまな不快症状が出てきます。症状が悪化すると死亡する危険性もある恐ろしい症状です。
特に抵抗力の弱いお子さんや高齢者は熱中症にかかるリスクが高いですから、熱中症になりにくい環境を作ることが重要なのです。
暑い夏を涼しく乗り切る!便利アイテム3選
暑い夏でも車に乗る機会は出てきます。
真夏のドライブを快適に、安全に過ごすための便利グッズを紹介していきます。
窓から入ってくる熱気、太陽光をカットする
猛暑の時はエアコンをつけて走行していれば大丈夫だと思っていませんか?エアコンをつけて走行していても窓から入ってくる熱で車内の温度は下がりづらくなっています。
そんな時に使用したい便利グッズの一つが日よけです。近頃は車にサンシェードが標準、オプションで装備されている車もありますが、自分で取り付けるタイプもあります。
また、窓ガラスに貼るだけで熱をカットする効果のあるフィルムも販売されていますので、それらを活用してみましょう。
体を冷やすグッズを活用しよう
エアコンをつけてもまだ暑さが緩和されないと言うことが少なくありません。だからといってエアコンの設定温度を低くし過ぎてしまうと今度は車にも大きな負担がかかりやすくなります。
そこで体を冷やすグッズを活用するのがおすすめです。ドラッグストアや100円ショップにて首に巻く冷却スカーフが販売されていますが、首の後ろを冷やすと体温を冷やす効果が期待できるのです。
暑い時間帯に車に乗るときは事前にそれを着用させてから乗るといいでしょう。また特にお子さんを乗せるチャイルドシートは 日よけカバーをつけておくことでシート自体の温度上昇を防げます。
サンシェードで温度上昇を緩和する
日よけが全くない状態で車を放置しておくと、車は太陽光や外気温の影響を直に受けてしまいます。
全く対策をしない状態で車に乗ると、外気温で車内温度が上昇してしまって車のフロント部分の温度がかなり上昇してしまって、ハンドルもさわれないくらい暑くなっています。
そこで炎天下で車を停めるときは、フロント部分や窓にサンシェードをつけておくのをおすすめします。車に入ってくる熱をカットしてくれるだけでなく、熱による車の劣化も防いでくれます。
まとめ
暑い夏に車に乗って体調を崩す危険性は非常に高いのです。大人よりも高齢者やお子さんがその影響を受けやすくなっていますので、適切な対策を取ることが重要になります。
夏とは逆の冬も、いろいろな対策が必要です。